絵の描き方 墨彩画で描く季節のフルーツ みかん編

こんにちは。彩りの墨彩画家の高津陽子です。

急に涼しい風が吹くようになりましたね。

 

 

季節は少しずつではなく、一気に秋になりました。

今日は彩りの墨彩画教室での様子をレポートします。

 

 

手順や描いている様子が参考になればいいなと思います。

 

 

絵の構図を決めよう!

生徒さんが「今日はみかんを描こうと思って

もってきた!」というので

まずはどういう構図にしたいのか、並べてもらいました。

 

 

少し難しいなと思ったけれど

1個はみかんを剝いだのにしたいという

希望だったので、それをメインにした構図に

することにしました。

 

 

生徒さんが並べたのがこちら。

ここで、考えなければならないのが個数ですね。

 

 

生徒さんが並べたのは、6個でした。

 

 

墨彩画は東洋の絵画なので、

東洋画は吉祥画として発展してきた経緯が

ありますから、奇数が好かれますし奇数を基本

します。

 

 

下絵をおこしていくときは7個に

しました。

 

 

5個にするのもありですね。

5個の方が簡単なので初心者や

描くことに慣れていない方は

5個にするといいでしょう。

 

 

紙の大きさも考慮しましょう。

出来上がったみかんが実物大より

少し大きめくらいになるのがベストです。

 

 

今回はF4号の紙に7個のみかんを描きます。

 

 

 

左上のみかんの位置を検討しているところです。

他のどのみかんとも同じ高さにならない

みかんの左端、右端ともに縦に線を

引いた時に同じ位置にならない事が大切です。

 

 

色彩をしてみよう!

彩色開始。

 

 

 

アップにするとこんな感じです。

剝いだみかんは濃い色の所から塗っていきます。

濃い所から塗るのは墨彩画の基本です。

 

 

彩色を進めていきます。

みかんの緑とみかん色の分量、形が

7個それぞれ違うようにしましょう!

 

 

最初は難しいと思うかもしれませんが

頭の片隅に「違うようにすればいいんだ」が

あれば、だんだんできるように

なっていきます。

 

 

みかん7個が塗り終わりました。

 

 

バック(背景)を塗ろう!

次はバック(背景)です。

気づいた方もいらっしゃると思いますが

みかんを描いてから、背景を描きます。

 

 

油絵や水彩画とは逆ですね。

 

 

今回はみかんと同系色にしました。

バックを同系色にするときは

みかんとバックの間に1㎜ほどの

隙間をつくる、またはみかんとバックの

境界線の所を暗くする、などの工夫を

するとバックに埋もれないで

みかんがひきたちます。

 

 

完成です。

 

 

墨彩画でみかんを描くポイント

  • みかんの数は奇数にしましょう。
  • みかんの大きさ、形、色はそれぞれ違うものにしましょう。
  • ひとつのみかんのなかでは、濃い所から塗りはじめましょう。
  • バックを同系色にするときはみかんとバックの間に1㎜ほどの隙間をつくる、またはみかんとバックの境界線の所を暗くしましょう。

 

 

どうでしたか?

描く順番やいろんなことが油絵や水彩画と

ずいぶん違うので、驚かれた方もいらっしゃるでしょう。

興味をもたれた方は参考にして描いてみてくださいね。